ドラフト指名選手を足すと上限の70人を2人超えます。指名選手と契約するまでに、退団や育成契約への切り替えなどで枠を空けるのが通例です。発表があり次第、表に反映します。
| AGE | 投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 右投 | 左投 | 右 | 左 | 右 | 左 | 両 | 右 | 左 | |
| 40以上 | |||||||||
| 39'87 | ドリス | ||||||||
| 38'88 | |||||||||
| 37'89 | |||||||||
| 36'90 | 伏見 | ||||||||
| 35'91 | 岩崎 | 梅野 | |||||||
| 34'92 | 糸原 | ||||||||
| 33'93 | 坂本 | ||||||||
| 32'94 | 畠 | セベリーノ | 大山 | 木浪 | 近本 | ||||
| 31'95 | 大竹 髙橋 | 熊谷 | |||||||
| 30'96 | モレッタ | 伊藤将 ルーカス | 中野 | 植田 | |||||
| 29'97 | 石井 小川 | ディベイニー | 小野寺 ガルシア | ||||||
| 28'98 | 才木 村上 ラグズデール | 榮枝 | 元山 佐藤 | ||||||
| 27'99 | 早川 岡留 湯浅 | 桐敷 | |||||||
| 26'00 | 木下 | 伊原 | 小幡 | 森下 濱田 | |||||
| 25'01 | 工藤 能登 石黒 津田 下村 椎葉 | 及川 富田 | 藤田 | 佐野 | 川﨑 | 西純 | 福島 | ||
| 24'02 | 石井康 荒木 | 越川 | 相羽 | 髙寺 | 山﨑 | ||||
| 23'03 | 神宮 山下 | 町田 中川 | 嶋村 | 立石 谷端 | 岡城 | 前川 | |||
| 22'04 | 茨木 馬場 的場 | 門別 常深 | 井坪 | 榊原 | |||||
| 21'05 | 山田 百﨑 | ||||||||
| 20'06 | 今朝丸 | ||||||||
| 19'07 | 早瀬 | ||||||||
薄い枠=育成選手
退団選手は11人です(支配下5人・育成6人)。
入団選手は9人です(支配下7人・育成2人)。生年月日の発表がない選手は、在学中の学年から年齢の行を決めています。
2026年10月26日時点の数字になります。
2027年の表(2026年10月26日までの発表を反映)をもとにした分析です。年齢は表の行と同じ学年基準です。
藤川監督の3年目は、打線の柱を失うところから始まります。2026年に打率.306・39本塁打・106打点で三冠王に輝いた佐藤(28)が、ポスティングでの大リーグ挑戦を球団に認められました。143試合すべてに出た絶対的な4番が抜ければ、打線の戦力ダウンは避けられません。
その穴を埋める一手が、ドラフト1位の榊原(22)です。明治大の左打ちの外野手で、近本(32)が1年目に残した159安打・36盗塁のような働きができれば、右翼に森下(26)、中堅に榊原、左翼に近本という盤石の外野が組めます。森下は2026年に143試合で35本塁打・OPS.951を記録していて、佐藤に代わる主軸の候補でもあります。
佐藤が守っていた三塁には立石(23)、遊撃には髙寺(24)が名乗りを上げています。立石は38試合で打率.192、128試合に出た髙寺は打率.219と、どちらも数字はまだこれからですが、2人が一本立ちすれば、3連覇が現実味を帯びてきます。2027年から始まる指名打者制は、141試合で20本塁打の大山(32)を打順に残したまま、守備位置を若手に空ける使い方もできます。
先発は髙橋(31)、村上(28)、才木(28)の三本柱です。2026年は髙橋が16勝3敗・防御率1.87、村上が180回1/3を投げて防御率1.85、才木が10勝・防御率2.51を残しました。そこへ、救援で実績を積んできた石井(29)が加わります。藤川監督は10月24日、来季から石井を先発に回すと明言しました。2026年は春季キャンプ中のけがで12試合の登板にとどまりましたが、2025年には50試合連続無失点のNPB記録をつくった投手です。
中継ぎは、2026年にブレイクした工藤(25)が57試合で防御率1.05、12セーブ・13ホールドと軸になりました。木下(26)が45試合で防御率1.58、ドリス(39)が19セーブ・19ホールド、岩崎(35)も50試合に投げ、及川(25)ら左腕も控えます。救援が厚いぶん、足りないのは三本柱に続く4人目以降の先発です。大竹(31)は7勝9敗・防御率2.74、伊原(26)は8試合で4勝と候補はいて、石井の転向がうまくいくかどうかが、ローテーションの厚みを左右します。
捕手は、高齢化と絶対的な正捕手の不在が同時に進んでいます。2026年に最も多く出た坂本(33)は97試合で打率.197・10本塁打。梅野(35)は27試合、伏見(36)は54試合の出場にとどまり、30代の3人で出番を分け合いました。ドラフト前には、青山学院大の捕手・渡部海を1位候補の筆頭に挙げているとの報道もありましたが、阪神は榊原を単独で指名し、渡部は楽天が抽選で引き当てています。20代前半の捕手は、30試合に出た嶋村、町田、中川(いずれも23)と、ドラフト6位の越川(24)。この中から坂本に代わって正捕手をつかむ選手が出てくるかで、捕手の世代交代の速さが決まります。
佐藤の抜けた打線、三塁と遊撃の若手、4人目の先発、そして次の正捕手。3連覇へ向けた問いは、この4つに集まっています。