| AGE | 投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 右投 | 左投 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 左 | 両 | |
| 40以上 | 涌井 | 大島 | |||||||
| 39'87 | |||||||||
| 38'88 | 大野 | ||||||||
| 37'89 | 阿部 | ||||||||
| 36'90 | 松葉 | ||||||||
| 35'91 | 杉浦 | 木下 | カリステ | ||||||
| 34'92 | 加藤 | ||||||||
| 33'93 | サノー 山本 | 高橋周 板山 | ボスラー | ||||||
| 32'94 | 柳 | ||||||||
| 31'95 | アブレウ | 上林 | |||||||
| 30'96 | 宮内 梅津 メヒア | 齋藤 | 福永 | ||||||
| 29'97 | 勝野 | マラー 橋本 | |||||||
| 28'98 | 藤嶋 森博 梅野 | 近藤 | 樋口 | 細川 | |||||
| 27'99 | 清水 | 牧野 | 福元 鵜飼 | ||||||
| 26'00 | 根尾 伊藤 松山 仲地 | 石伊 石橋 | 田中 | 村松 | |||||
| 25'01 | 草加 | 石川昂 ロドリゲス | 岡林 | ||||||
| 24'02 | 髙橋 松木平 | 吉田 金丸 | 清水智 | 土田 | 柴﨑 | ||||
| 23'03 | 中西 櫻井 | マルティネス | 味谷 | 新保 | 花田 | ||||
| 22'04 | 宮原 | 森山 | 前嶋 | 山浅 | 三上 | ||||
| 21'05 | 篠﨑 | 福田 | |||||||
| 20'06 | 有馬 井上 | 高橋幸 | 中村 | 森駿 | |||||
| 19'07 | 石川大 | 能戸 | |||||||
| 18'08 | 内藤 | 西田 | 鈴木 | 中西佳 | |||||
薄い枠=育成選手
退団選手は11人です(支配下8人・育成3人)。
入団選手は8人です(支配下6人・育成2人)。
2026年10月26日時点の数字になります。
2027年の表(2026年10月26日までの発表を反映)をもとにした分析です。年齢は表の行と同じ学年基準です。
中日は2026年、60勝81敗2分けで最下位に終わりました。5位ヤクルトとは1ゲーム差。井上監督に代わって指揮を執るのは、ソフトバンクで5度の日本一を経験した工藤公康新監督で、就任会見では「最終的な目標は優勝」と語っています。
ただ、数字を並べると、最下位ほどの差はついていません。得点478はリーグ4位、本塁打121本は3位、チーム防御率3.27はDeNAと並ぶ数字でした。点も取れていて、失点も極端に多くはない。それでも勝ち星が伸びなかったのは、接戦で勝ちきれなかった試合の多さを物語っています。
打線の軸は細川(28)とサノー(33)でした。細川は143試合すべてに出て25本塁打、サノーは95試合で23本塁打と、長打はリーグでも見劣りしません。一方で、細川の打率は.226、サノーは.220、チーム打率.228はリーグ5位です。主軸の前を、福永(30)が打率.280・15盗塁、村松(26)が126試合で打率.258とつないだ一方、岡林(25)は90試合で打率.231と本来の数字に届きませんでした。
投手陣は、先発の内容に比べて勝ち星が少ない1年でした。金丸(24)は160回2/3を投げて防御率2.91ながら5勝12敗、髙橋(24)も防御率2.62で5勝7敗。チームの勝ち頭は、38歳の大野が挙げた10勝でした。柳(32)の防御率2.34、マラー(29)の2.69と、先発の頭数はそろっています。救援では、松山(26)が31セーブ・防御率1.70、吉田(24)が27ホールドと気を吐いた一方、橋本(29)は防御率4.58、藤嶋(28)は3.86と、勝ちパターンの手前で踏ん張りきれない試合が残りました。
上を目指すなら、手を入れる場所もこの2つです。打線は、細川とサノーの前に走者をためる打者を増やすこと。岡林の復調と、福永・村松の上積みがあれば、2人の長打がそのまま得点になります。2027年から使える指名打者制も、サノーの起用の幅を広げます。投手は、金丸と髙橋の好投を白星に変えるために、終盤の1点を守る救援を固めること。投手出身の新監督の手腕が最も問われるのも、この部分です。
ドラフトの狙いも、この弱点に沿っています。1位で青山学院大の捕手・渡部海の抽選を外したあと、外れ1位ではロッテと競合した近畿大の速球派右腕・宮原(22)を引き当て、2位で社会人の外野手・柴﨑(24)を指名しました。採点記事でも、投手と野手の配分の良さや、中堅の層の薄さを補う指名を評価する声が目立ちました。捕手も渡部を逃したあとに、亜細亜大の前嶋(22)とヤマハの清水智(24)を加え、30代半ばに差しかかるベテランの後ろに20代前半の2人を置きました。採点は満点から70点まで割れていて、厳しい側は、社会人や独立リーグから入った選手を育てきれていない過去を減点の理由に挙げています。
捕手では、112試合に出て打率.264を残した石伊(26)が正捕手に近づき、宇佐見の退団で世代の入れ替わりがさらに進みました。打線のつながりと、救援の1点。この2つを埋められれば、最下位からの浮上は数字の上では十分に届く距離です。