DEPTH//CHARTコラム
ヤクルト 24歳以下14人、若い在庫が最も少ない秋のドラフト(2026)

ヤクルト 24歳以下14人、若い在庫が最も少ない秋のドラフト(2026)

DRAFT2026.09.27ヤクルト

7月22日、ヤクルトが西舘昂汰投手を育成から支配下に登録しました。2023年のドラフト1位で入団した右腕が、育成契約を経て支配下へ戻ってきた形です。25歳。この登録で、ヤクルトの支配下は69人になりました。

24歳以下が14人

年齢×ポジション表をヤクルトで開いて最初に目につくのは、下の段の空きぐあいです。支配下で24歳以下は14人。12球団で最も少ない数字です。逆に33歳以上は12人で、支配下の平均年齢28.0歳は12球団で最も高い。上下の厚みが、ほかの球団とちょうど反転しています。

育成も10人で、阪神・楽天と並ぶ最少タイ。支配下の下に控える人数も多くありません。そのぶん支配下の外国人8人と、外から足す補強を厚めに使ってきた球団です。6月にはセデーニョを獲得し、7月にはオリックスから遠藤成を金銭トレードで迎えています。

投手の平均28.6歳

年齢の偏りが最も濃く出ているのは投手です。36人の平均28.6歳は12球団で最も高く、頂点には46歳の石川雅規。12球団の支配下でも最年長です。石山(38)、小川(36)、高梨(35)と経験が上に積まれ、中堅は木澤、長谷川、丸山翔ら28歳の一群。

下へ降りると、急に細くなります。西舘と奥川(ともに25)、石原と廣澤(ともに25)の下は、中村優と山崎(ともに23)、坂本(22)、鈴木蓮(19)。ひとつの学年に1人ずつ、という並びです。左腕も11人と多くはありません。

捕手と内野の対照

野手側は欄ごとに事情が分かれます。捕手7人の平均は28.6歳で、中村悠平(36)、松本直と柿沼(ともに33)が上に立ち、下は矢野(24)と鈴木叶(20)。間をつなぐのが古賀(28)と橋本(26)で、ここの受け渡しがどう進むかでこの欄の重心が変わります。

一方の内野16人は平均26.9歳と、チームの中ではいちばん若い区画です。山田哲人とオスナ(ともに34)の下に、25歳の学年の長岡、武岡、石井、23歳の学年の松下、松川、そして田中(20)。外野10人も、サンタナ(34)と塩見(33)の下は27歳前後が中心で、西村(22)とモイセエフ(20)が最も若い欄になります。

10月22日に埋めたい欄

ドラフト会議は10月22日です。支配下の在籍で見ると、ヤクルトのドラフト1位は10人いて、そのうち8人が投手。石山、清水、木澤、西舘、奥川と、上位指名を腕に集中して使ってきた球団です。その癖が続くなら今年も投手が中心になりますが、表の空き方でいえば、20代前半はポジションを問わず薄い。

14と28.0。若い在籍者の数と、支配下の平均年齢。この2つの数字は、指名した選手が入団する来年の表で、確実に動きます。どれだけ動くかが、池山体制1年目の最後の仕事になります。

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