今季の巨人がベンチに捕手を4人置いて戦ってきたことを、Full-Count(7月1日)が伝えています。記事によると、スタメンマスクは主に大城卓三と岸田行倫の2人で、小林誠司と甲斐拓也が控えに回っています。6月終了時点の成績は、大城が50試合で打率.293・7本塁打、岸田が42試合で打率.268・4本塁打でした。
村田善則バッテリーチーフコーチは同じ記事で、この形の狙いを「卓三や岸田のバッティングを生かす。キャッチャーじゃない時にも柔軟に使いたい」と説明しています。捕手の打力を、打線の中で使い切るための4人体制です。
この4人は、いずれも30歳以上の学年にいます。残る支配下の捕手は郡拓也と山瀬慎之助で、支配下でいちばん下の学年にいるのが25歳の山瀬です。球団ページの表で捕手の列をたどると、25歳より下の行に支配下の名前はありません。
12球団の支配下捕手について、いちばん若い選手の学年を並べると次のとおりです。
| 球団 | 支配下の捕手 | 最年少の学年 |
|---|---|---|
| 巨人 | 6 | 25 |
| 阪神 | 9 | 23 |
| DeNA | 6 | 22 |
| 広島 | 6 | 22 |
| ヤクルト | 7 | 21 |
| 中日 | 6 | 23 |
| ソフトバンク | 7 | 21 |
| 西武 | 7 | 20 |
| 楽天 | 7 | 19 |
| ロッテ | 6 | 19 |
| 日本ハム | 9 | 19 |
| オリックス | 8 | 19 |
23歳以下の学年に支配下の捕手がいないのは、12球団で巨人だけです。表の値は、NPB公式の選手一覧をもとにした当サイトのデータを集計したものです。ほかの指標も含めた比較は12球団の比較表にまとめました。
巨人の若い捕手は、育成のほうに集まっています。育成契約の捕手が5人いて、そのうち一番下の学年にいるのが2025年の育成ドラフト3位で入った松井蓮太朗(19)です。2024年の育成ドラフト1位、坂本達也(24)もこの中にいます。支配下の捕手が上の学年に寄っている一方で、20代前半の捕手の育成は、支配下の枠の外で進められていることになります。
NPBが8月19日に発表した日程では、今年のドラフト会議が開かれるのは10月22日です。大学生の捕手では、青山学院大の渡部海がSLUGGERのドラフト候補ランキングで上位に入っています(THE DIGEST)。巨人がどのポジションを指名するかについて、球団からの発表はありません。
指名された選手の入団が決まった段階で、支配下の捕手の列に23歳以下の学年の名前が加わるかどうかを、この表に反映します。