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横浜DeNA 新助っ人ビド・エンカーナシオンが補う穴(2026)

FOREIGNSun Jun 14 2026 00:00:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)DeNA

ベイスターズが獲得した新助っ人が、右腕オスバルド・ビドと外野手ヘラル・エンカーナシオンです。いずれも直前までMLB組織に在籍していた即戦力で、チームが抱える「先発の駒不足」と「得点力不足」という二つの穴を埋めるための補強と言えます。

先発を埋めるビド

6/14日現在先発ローテーションはかなり苦しい状況です。先発の軸として期待して今年獲得したデュプランティエコックスが故障で離脱、その後コックスは退団しています。さらに先発転向で期待されていた入江や去年のシーズン後半で活躍を見せた竹田も、本来の投球ができていません。

特に竹田は、去年は6試合で4勝1敗・防御率1.69と鮮烈な一軍デビューを飾った右腕です。ところが今季2026年は5先発で1勝3敗・防御率6.04(22回1/3、15奪三振)と数字が一変し、昨季の輝きを取り戻せていません。入江も今季は6試合で0勝2敗・防御率6点台と苦しみ、東、石田に続く計算できる先発が足りていない状況です。

そこで獲得したのが、メジャーで先発・救援の両方をこなしてきたビドです。長身から力のある直球とスライダーを軸に三振を奪える本格派で、先発からロングリリーフまで対応できる柔軟さが持ち味です。MLBでは2023年にパイレーツでデビュー。光ったのは2024年のアスレチックス時代に残した5勝3敗・防御率3.41で、9先発を含む登板で63回1/3を投げ63奪三振と安定感を見せました。2025年は防御率5.87と数字を落とし、2026年はブレーブス、ホワイトソックスと渡り歩いた末の来日です。被本塁打の多さは課題ですが、イニングを稼げる先発として当面のローテーションを支える計算が立ちます。

右の長距離砲エンカーナシオン

打線は「安打は出るが点が入らない」状態が続いています。ヒュンメルが期待ほど打てず、筒香も不振、主軸のは故障で離脱気味と、得点に直結する長打力が不足しています。

そこで白羽の矢が立ったのが、右の長距離砲エンカーナシオンです。2022年のマーリンズでのMLBデビュー戦では、初安打がいきなり満塁本塁打という鮮烈な記録を残しました。2024年にはメキシカンリーグ(オアハカ)で26試合・打率.366・19本塁打という桁外れの長打力を見せてジャイアンツと契約しています。ただMLBでは2025年春の左手骨折もあって出場機会が限られ、通算は打率.211・10本塁打にとどまります。一発の魅力と、三振の多さ・確実性という課題の両面を抱えた打者です。

デプスチャートで見る補強の狙い

デプス表で見ると、DeNAの外野は勝又・梶原・度会・井上ら左打が並び、両打のヒュンメルを除けば右打の外野手は蝦名ただ一人です。左打に偏っていた布陣に、29歳のエンカーナシオンという右の長距離砲(一塁も守れます)が加わるのはデプス的に大きいです。

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