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西武 若林楽人が金銭トレードで復帰、2年ぶり古巣と外野の再編(2026)

西武 若林楽人が金銭トレードで復帰、2年ぶり古巣と外野の再編(2026)

ROSTER2026.07.29西武

2024年、ひとりの外野手が前例のない記録を残しました。同じ一年のうちに、西武でも巨人でもサヨナラ打を放ち、両リーグでのサヨナラ打・本塁打を史上初めて記録したのです。その主役だった若林楽人外野手が、7月29日、金銭トレードで西武に戻ってきました。2年ぶりの古巣復帰です。

両リーグをまたいだ2024年

若林選手は駒大苫小牧高から駒沢大を経て、2020年ドラフト4位で西武に入団しました。転機は2024年6月、松原聖弥外野手とのトレードで巨人へ移った直後に訪れます。移籍前は西武で、移籍後は巨人で、それぞれサヨナラの場面を演じ、リーグをまたいだ珍記録が生まれました。快足と勝負強さを併せ持つ、一芸のある外野手です。

巨人での2年

巨人でのプレーは2年に及びました。2025年は開幕戦に「1番・左翼」で先発するなど、自己最多の86試合に出場して打率**.241**、3本塁打、16打点。レギュラー定着まではあと一歩ながら、代走や守備固め、時に一番打者と、役割を選ばず使える便利さで居場所を作ってきました。持ち味は入団時から変わらず、走塁と広い守備範囲。派手な成績より、盤面のどこにでも差し込める汎用性で評価される選手です。その若林選手を、外野のやりくりに悩む古巣が呼び戻した形です。

空いた外野へ

復帰の背景を年齢×ポジション表から読むと、西武の事情が見えてきます。支配下の外野手は16人で12球団最多。ただ頭数の割に、桑原ら主力に故障者が続き、外野の並びは今季たびたび組み替えを迫られていました。24歳以下が27人と最も若い陣容だけに、28歳で一軍経験の豊富な外野手は、若い層の間を締める役として計算できます。数はいる、しかし計算できる経験が足りない——その隙間に、かつての指名選手が戻ってきました。

両リーグでサヨナラを打った男が、次に決める一打は、どちらのユニフォームで、という問いのない一打です。ホームは、出発点だった場所に帰りました。

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